Canon EF24-105mm F4L IS USM

Canon EF24-105mm F4L IS USM 星撮り想定 収差テスト

6Dの高感度ノイズテストに続き星空撮影を想定したCanon EF24-105mm F4L IS USMのレンズ収差テストをやってみた。

東京郊外で撮影したため、星の数が少な過ぎて参考程度にしかならなが、一番明るく見えていた星をターゲットに前回同様等倍切り出しによる画像を使って収差比較をしてみた。

カメラ:
Canon EOS 6D

レンズ:
Canon EF24-105mm F4L IS USM

設定:
焦点距離/58mm固定(この焦点距離に意図はない)
絞り値/F4.0〜F8.0
シャッタースピード/F値に適応
ISO感度/1600固定
手ぶれ補正(IS)/オフ
高感度ノイズ軽減/標準
長時間露光ノイズ軽減/なし

星撮りでは、ほとんどの場合絞り開放で撮影したいので、F4~F8まで1/3ステップ7段階で撮影し露出一定となるようシャッタースピードを調整した。レンズ焦点距離が35mm換算で135mm以下なら、北極星からの距離にもよるが、星はシャッタースピード2秒以上で止まって見える。それより遅いシャッタースピードだと地球の自転により流れた象に写ってしまうので、最大絞りF8.0でシャッタースピード2秒となるようISO感度1600固定とした。

開放F4.0でははっきりと収差が見られるが、1/3段絞っただけでもほとんど気にならなくなる。同時に絞り羽によるクロス効果が見え始め、絞るごとにその効果が大きくなるのがわかる。

その場の明るさや、星を「止めるか」「流すか」の表現の違いによっても変わってくるが、開放から1/3、または2/3段絞るだけでもレンズ収差を軽減できるようだ。

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