僕は、MSRのエリクサー2を愛用しているんですが、昨年のキャンプで珍しく雨に降られた時、地面からの泥跳ねからインナーテントの入り口付近がドロドロのビショビショになってしまったことがありました。エリクサー2のインナーテントには、撥水加工がされていないんですね。そんな経験から、今回はテントをまるごと撥水加工してくれるサービスを利用してみた。というお話です。
昨年の6月頃の話なのですが、利用したのは、アウトドアギアメンテナンスを専門としている「株式会社 そらのした」による撥水加工の「ドロップルーフ」というサービス。「古いテントをメンテナンスしてもらったよ」というFujeyさんからの情報を聞きつけ、早速利用させてもらいました。
「ドロップルーフ」は、「株式会社そらのした」さんが独自に開発された撥水再処理技術。これを「弾水コーティング」と呼んでいるそうで、サイトのコピーには、
アウトドアで使用する、レインウェア、テントなど、撥水加工がされている製品に対して最適なクリーニングし、落ちてしまった撥水性を回復させるため、「弾水コーティング」を施し、より快適にアウトドアライフを過ごしていただくためのメンテナンスサービスです。
とあります。
テントの他に、レインウェア、グローブ、ダウンウェア、寝袋、バックパック等にも弾水コーティング可能とのこと。ダウンジャケットやダウンシュラフなんかも弾水コーティングしてくれるみたいなので、今度ナンガのシュラフを試してみたいな。
自分で加工するより断然楽
以前、スノーピークのTP-200をニクワックスで撥水加工した時(昔の連剤記事参照)は、洗剤と撥水剤の2本で5,000円くらいを購入し、4日間もかけてメンテナンスしたという手間を考えると、こういったプロサービスにお願いしたほうが自分で処理するより仕上がりも確実だし、きっとテント自体も長持ちするでしょうね。
加工を終えて届いた箱
丁重に折りたたまれて返却されました。
サービス利用のおおまかな流れ
- ネットから注文
- 加工してほしい品物を山梨県富士吉田市にある、「そらのしたDROPROOF係」へ発送
※発送時の送料は自己負担でした。また、直接店舗まで持ち込むことも可能なようです。 - 加工料金の見積もりメールが送られてくるので、リンク先の専用サイトから承認手続き。
- クレジットカードもしくは銀行振込で料金の支払い。
- 加工処理されて返送(現在税抜5,000円以上で返送料無料)
僕の場合、申込みから届くまで約10日間ほどでした。
効果の程は?
弾水コーティングの工程にはクリーニングも含まれているので、多少の汚れも綺麗になって戻ってきました。気になるインナーテントの撥水状態もすばらしい水弾きです。
もちろん、メッシュ部分もみごとに撥水。これで雨もへっちゃらですねw
まとめ
今回お願いしたエリクサー2は、テント(2人用 3.0m2まで)通常8,000円のところ、当時キャンペーン中の30%OFFが適用されて、税込み6,048円(返送料無料)でした。今はキャンペーンが終わって通常価格に戻っていますが、自分で加工する手間とコストを考えたら全然ありだと思います。
これから雨の多くなる季節です。「株式会社 そらのした」さんでは、古くなったシームレステープの張替え作業なんかもやってくれるようなので(直接ご確認ください)、梅雨入りする前に、テントやシュラフ、アウトドアウェア等のメンテナンスをしてみてはいかがでしょう。
ドロップルーフのサイトはこちら
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