お待たせしましました!苦節2年、諦めずに探し続けた生産工場探しの旅(過去ログ参照)を終え、ようやくこの春”チタン製”デルタストーブがデビューします!デザインも新しくなった『DELTA STOVE Ti』をぜひご覧ください。
今回、素材をチタンに変更するにあたり、現行デルタストーブの機能や使い勝手はそのままに、細かな設計とデザイン変更を加えました。
現行デルタストーブとの違い
従来のステンレス製デルタストーブ(以下 St)と今回発表するチタン製デルタストーブ(以下 Ti)の違いについてご紹介します。
- その名の通り、現行Stの素材は18-8ステンレス(SUS304)製ですが、今回発表するTiは純チタン製です。チタンは海水に浸しても錆びないほど耐食性に優れ、無毒で生体適合性が良いため、インプラントや人工骨など医療分野に使われたり、アウトドア用品の食器類にも多く使われ、UL(ウルトラライト)に代表されるような極限まで軽く持ち運ぶアウトドアアクティビティー向けの素材にうってつけの高級素材です。チタンを使うことで、従来のStより約40%ほど軽量になりました。
左が新製品のTi、右が従来品のSt - Stはオープンパネルをオプションとして別売していましたが、Tiではチタン製のオープンパネルをはじめから付属したセット販売になります。
オープンパネルが付属 - オープンパネル使用時にT3をセットした際の安定性が良くなるよう、上部中央の切り欠き形状をT3に最適化しました。
カスタム五徳のチタン製T3は別売りです - オープンパネルの四角穴の幅サイズをわずかに広くしました。
- 3枚の板を組み合わせた際の嵌合精度をアップし、ガタツキを抑えました。
- T3をセットした時の見た目が合うよう、サイドパネルのコーナーデザインを直線的な形状に変更しました。
- 軽量化と通気性を高めるため、ベースパネルの穴を増やすと同時に、穴の形状を変更しました。
左がTi/右がSt - 加工精度が安定するよう部分的に形状を変更しました。
- ブラスト処理を省き、最適なバリ取り加工をしいているため、パネルの片面または両面にブラシ跡が残っています。
- 加熱することでチタンならではの青みがかった焼き色が付き、育てるを楽しめます。また、腐食することがないため、永くお使いいただけると同時に汚れにくくなります。
販売開始時期について
春のキャンプに間に合うよう初販は3月下旬頃から販売できるよう準備を進めています。(2020年3月1日現在)
BASEショッピングサイトへSOULD OUT状態にて商品公開していますので、ご希望の方はお手数ですがBASEショッピングアプリからお気に入り登録をしてお待ちください。アプリのダウンロードや使い方などにつきましては、<こちら>のページでご案内しています。
ステンレス製デルタストーブの販売について
『DELTA STOVE Ti』の初期試作品を使って1年以上フィールドテストしてきました。軽さ、焼色の美しさ、汚れにくさ等、チタン製はとても魅力的で所有欲を満たしくれるアイテムなのですが、あえて誤解を恐れずに書くと「現行ステンレス製デルタストーブでも十分満足できる完成度」と感じています。当然ながら価格差もありますので、しばらく現行ステンレス製と新チタン製の両方を併売していきます。

いかがだったでしょう?DELTA STOVE Ti の魅力伝わりました?メスティンとの相性抜群でソロ用としての使い勝手も良く、自信を持ってリリースできる新たなデルタストーブの誕生です。そもそも原材料が高価なため一度に大量生産することはできませんが、喜んでいただける方へ少しずつお届けできればと思っています。
インスタグラムにも少しずつ画像をアップしていきますで、気が向いたらで構いませんので、フォローとコメントもいただけると嬉しいです。
ではまた|彡サッ
コメントを残す