Black Diamond LEDライト

キャンプ用照明をLEDにかえた理由

キャンプ道具をコンパクト化するため、ガソリン式のランタンをLEDタイプの小型ランプにかえました。もちろんコンパクト化というのが第一の目的なのですが、それ以外にも幾つか理由があります。

Black Diamond LEDライト
BlackDiamond APOLO

キャンプ目線でLEDランプのメリットを上げてみると

  1. 消費電力が低いくバッテリーが長持ち
  2. 発光部はマントル式に比べ交換の必要がなく長寿命
  3. ガスやガソリン式に比べ電池の扱いは楽で安全
  4. ガスやガソリン式のように噴射音がなく静か
  5. 構造が単純なので小型化できる
  6. 熱を発しないのでテーブルに置いても安全
  7. プラスチック製 で重量が軽い
  8. 赤外線をほとんど出さないのでテントの中でも空気を汚さず、室温も上昇しない
  9. 紫外線をほとんど出さないので虫が寄り付きにくい
  10. 火を使わないので点灯消灯が簡単
  11. スイッチオンで瞬時に最大照度で発光する
  12. エネループ等の充電式電池を使えば繰り返し使え経済的
  13. 寒さに強く氷点下でも発光効率が低下しない(ただし電池寿命は縮まる)

とまあ、書き出せばまだまだありそうですが、この中でも意外と知られていないのは、9番の「紫外線をほとんど出さない」ではないでしょうか?キャンプ好きな方なら、嫌という程経験されていると思いますが、夏場のランタンに群がる虫の多さといったら半端ではありません。あの虫たち、実は紫外線に集まってきているんです。なので紫外線を出さないLEDは虫除けとしても効果的。キャンプなどの屋外では、これが1番のメリットではないかと思います。ただし、焚き火に寄ってくる虫や、二酸化炭素に寄ってくる蚊やブユには効果が無いので、虫除けスプレーや蚊取り線香など別な対策が必要です。

と、LEDは良い事尽くめのようですが、もちろんデメリットもあります。

  1. 電池式ランプとしては値段が高い。
  2. 光に自然な揺らぎがないので雰囲気作りには向かない
  3. 光の指向性が強く拡散しにくいので、光源の明るさに対し周りは暗く感じる。
  4. 高照度なLEDでもガスやガソリンランタンに比べればまだまだ暗い。
  5. 電子部品が多く使われているため、故障すると修理しにくい
  6. 高温に弱く長時間高温にさらされると寿命が縮む可能性がある

等々・・・

一番気になるのは、明るさが足りないのでは?ということ。前回のキャンプでは、初めてLED照明だけで夜を過ごしましたが、焚き火明かりとLEDヘッドランプだけでも特に困ることはなく、整備されたキャンプ場なら問題ないでしょう。さらに月明かりも加われば十分です。現代人は明かりに頼りすぎているのかな?

ここで、私が使っているLEDヘッドランプをご紹介。

自分用(Black)と息子用(White)のBlack Diamond(ブラックダイアモンド)SPOT(2013年モデル)です。小型ながら最大照度は90ルーメンと明るく、遠距離 / 近距離モード切替、ディミング機能(無断階明るさ調整)、ナイトビジョンモード(赤色灯)、ストロボモード、ロック機能、電池残量表示、IPX4 相当の防水性能と、てんこ盛りの多機能ヘッドランプなのです。
※2014年モデルは130ルーメンにアップグレードしています。

使い方は簡単。上部のボタンを押すと遠距離LEDが点灯、もう一度押すと消灯、もう一度押すと近距離LEDが点灯。ボタンを押す度にこれを繰り返します。消灯状態でボタンを3秒間押すとナイトビジョンモード。消灯状態でボタンを6秒間押し続けると誤動作を防ぐロックモードになります。

手の中に収まってしまうほどコンパクトなので、災害時の備えとしてもオススメです。

テント用にもう一台ランタンタイプを追加しようと思ったけど、多少の不自由は我慢。しばらく今のLEDランプだけで頑張ってみようかな。

 

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