壁紙?デスクトップピクチャ?

父親のiMacを自分のMacBook Proの環境と合わせるため、MacOS X 10.5(Leopard)にアップグレードした。ついでにデスクトップピクチャの変更方法を教えようとブログに手順を書いていたら、そもそも「デスク トップピクチャ」と「壁紙」という呼び方の違いって何さ?と自分が気になってしまったので調べてみた。今回はそんなマックなお話。

MacOSX 以前は画面の背景として使用される画像のことを「デスクトップピクチャ」と呼んでいた。しかしいつからかアップルはこの呼び方をやめてしまったようだ。その証拠にFinderのヘルプから「デスクトップピクチャ」と検索しても該当する項目が見つからない。

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Mac ヘルプのホームから検索すると関連トピックがいくつか表示されるものの、「デスクトップピクチャ」というそのものズバリな表記は何処にも見つけることができなかった。

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試しにWindowsでの一般的な呼び名である「壁紙」で検索すると「画面の背景を変更する」という項目が見つかった。ちなみにこのヘルプをクリックし内 容を表示しても「壁紙」、「デスクトップピクチャ」という記載はどちらも見あたらない。つまりこのトピックには「壁紙」という検索用キーワードだけがヒモ 付けされているということだ。

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アップルはOS XからWindowsユーザのスイッチを積極的に呼びかけてきた。ラーメンズを起用したコメディータッチのCMは記憶に新しいだろう。今ではMacでも Windowsが動くという以前は考えられない事態になり、過剰な宣伝は薄れたものの乗り換えへの呼びかけは今でも発信し続けている。おそらくアップルはこれらのスイッチユーザーのためにWindowsで親しまれている「壁紙」という言葉を使いたかったのではないか。しかし商標の関係でそ のものズバリな呼称は避けたのかもしれない。結果、「ですくとっぷぴくちゃ」という日本人には長すぎて覚えにくい呼称をやめ、操作方法を分かりやすく表現 した「画面の背景を変更する」にしたのだろう。

月に1度このブログでも「デスクトップピクチャ」用に「壁紙」を公開しているが、Macユーザの僕があえて「デスクトップピクチャ」ではなく「壁紙」としているのは、このブログのアクセスログから訪問者の半数以上がWindowsユーザであることを知っているからで、今後も「壁紙」でいきたいと思う。そして次回こそはその壁紙の変更方法をアップ予定。

環境移行

ようやくNEWマシンへの移行が完了。先月初めに納品されていたんですが、なんだかんだで1ヶ月が経ってしまいました。今回購入したのは、現行 MacBook Pro 17-inch 2.5GHz Intel Core 2 Duo最近は特に写真を扱うことが多くなってきたので、ディスプレイも15インチから17インチワイドスクリーンにステップアップ。しかも思い切って LEDバックライト搭載1920×1200解像度フルHDパネルをセレクト。文字がちっこくなって見づらいよ〜との意見も耳にしていましたが、実際に使っ てみると自分にとっては許容範囲。それどころか現像作業を始めるともう15インチには戻れません。さらにLED バックライトはメチャメチャ明るい!いや、明るすぎ!心配していた色再現もまずまず。っていうかノートパソコンのディスプレイに色再現性は求めちゃいない けど、若干黄色みがかった発色は好きか嫌いかで言えば好きな方かな。

それにしてもいったい何台目のMacなんだ?と、恐る恐る自分が使ってきた歴代Macをカウントしてみたらなんと11台目でした(爆)いや、ここまで多いと忘れてるのもあるかも…

Macintosh IIcx
LC 630
PB 5300c
PM 7300
PM G4 733 (GF)
PM G4 733 (QS)
iBook 800
iBook G4 14″ 1GHz
Mac mini 1.25GHz
PB G4 15″ 1.67GHz
MBP 17″ 2.5GHz

そして今回、念願のTime Capsule 500GBも同時に導入。以前のエントリーで も触れていますが、これで無線でのバックアップ環境が整います。とりあえずTime Machineでバックアップを始めましたが、古い写真の置き場や管理方法を今後どうするかは現在検討中。しかし熱い、熱すぎる・・・ と、Time Capsuleの使い心地や熱対策についてはまた別の機会に。

データ流出保護

実家の屋根裏に眠っていたMachintosh LC630を廃棄するにあたり、安全のためハードディスクを取り出した。Quantum製250MB(メガバイト)のIDEドライブにはApple Computer,Inc.のラベルシールが丁重に貼ってある。しかもMADE IN JAPAN。今のMacBook Proでさえ250GB(ギガバイト)が標準ドライブなのに、たかが十数年で記憶容量が1000倍になったとは。。。 1000倍とは言わないから、今から10年後には自分の収入10倍になってないかな〜(望)

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こちらも廃棄のために分解したIIcxのバックアップ用に使っていた120MB(メガバイト)外付けハードディスクドライブ。今はシーゲート社に買収されてしまったMaxtor社製のドライブで、ケースはSTORAGE DIMENSIONS社製。

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手書きのラベルや検査済みスタンプが生々しい。
スタンプには1991年と見える。

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宝物 Macintosh IIcx

実家の屋根裏に置き去りになった物を兄弟みんなで整理しよう!いや、実際は捨てっちまおう!のイベントに参加。GW中はずーと自宅にこもりきりで仕事していたわけですが、結局最終日にも屋根裏にこもりきりで汗だくなのでした。そして出るわ出るは、屋根裏のおよそ9割、トラック2台分総重量800kgの思い出、いやいやゴミが出てきたのです。

かなり思い切って廃棄処分したのです が、どーしても捨てられなかったのが上のMacintosh IIcx。まだ日本ではアップルコンピューターの存在自体それほど広く知られていなかった1990年、「これからのデザイナーはこれが使いこなせないと食っていけん!」と確信した自分は、周辺機器を合わせて当時120万円ほどをつぎ込み手に入れたのでした。

このマシンとの出会いで人生 が変わった。とは大げさですが、今の友人知人、そしてクリフとの出会いはこいつのおかげ。もしかすると写真もこれほど入れ込んでいないかもしれないし。そんなわけで40MBのハードディスクがクラッシュしたままのこのマシンは色んな意味で宝物なのです。

Macintosh IIcx

キーボードパズル

白いキーボードが汚れていたので、全部はずしたキーを洗濯ネットに入れて洗いました。ちょうどいいパズルになりそうだったので復元をまる平に依頼。事前に撮影しておいた写真を見ながらパチンパチンと嵌めていきます。かなり真剣(笑)間違っていても気づくのはずっと先かも・・・