こんにちは!今日はtent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)の「モノポールインナーテントメッシュ」に付属するグラスファイバー製のポールを、軽くてコンパクトなアルミフレームに交換してみた話です。
グラスファイバー製の標準ポールも悪くないけど、ちょっと長くて重いのが気になってて… バックパックに入れやすく、取り回ししやすくするために、自作フレームでアップグレードしてみました!
目次
モノポールインナーテントって?
テンマク公式によると、「シェルターやタープの下で快適に眠るための自立式テント」。 つまり“フライシートなしで寝ることに特化した一人用テント”。出入り口は片側1箇所のみ、と割り切ったデザインでコストダウンされているとのこと。
中の見えないスタンダードタイプと、風通しのいいメッシュタイプの2種類があって、私は蚊帳代わりにもなるメッシュ派。 ただタープ泊だと中が丸見えで…ちょっとだけ恥ずかしい(笑)
そして価格がまた魅力的👇
出典:テンマクデザイン
お気に入りポイント
- 自立式で設営ラクラク
- 重さ1,106g(メッシュモデル)と、まあまあ軽量
- 吊り下げ式だから組立も簡単
- バスタブフロアの耐水圧は1,200mm
- ランタンフック付き(1箇所)
- ファスナーは上から下に開いてフルオープンOK
- コットに乗せて使える(サイズによる)
- 座っても頭が天井につかない(中央でね)
ちょっと惜しいところ
- 出入口が片側のみ
- ポケットがない
- コット固定用の工夫が必要
- フレームが長くて重い!
→ 収納長さ:50cm/重さ:587g(グラスファイバー製)
ここからが本題。フレームを交換する!
収納性と軽さを求めて、アルミ製の交換用テントフレームを自作してみました。
完成形がこちら👇…見た目あんまり変わってないけど(笑)
使ったのは、Amazonやアリエクで売っている直径8.5mmのアルミフレーム。
長さを調整してカットし、ジョイント部分にはなんと、園芸用のT型ホース継手を使っています。←これが地味に今回のキモ。
以下に、材料リストと作り方を載せておくので参考にしてみてください。
材料と道具
材料
- 交換用アルミテントフレーム 直径8.5ミリ(2本セット) Amazonで見る
- アルミテントフレーム交換用ロッドエンドプラグ 8.5ミリ用 Amazonで見る
- T型ホース継手(14ミリ)|(株)トヨックス 屋外散水用ニップル(カインズホームで入手)
- 絶縁テープ(ビニールテープ)
道具
- 鉄ノコ(フレーム切断用)
- 鉄ヤスリ(切断部分の仕上げ)
- ハサミ(ショックコード切断用)
- メジャー(4m以上測れるもの)
- 油性マジック(細)(長さマーキング用)
作り方(ざっくり)
- 交換フレームからショックコードを引っ張って切断
- メインポール用に、全長3,200mm(エンドプラグ含む)で切断&再組立
- レッグポール用に、全長800mmを2本作成
- リッジポールは全長735mmでカット
- レッグポールの中央に絶縁テープを巻いて直径を調整
- T型ホース継手を通して固定(テープの巻き数で調整)
- あとは通常通り組み立てるだけ!
コツや注意点
- 6,7の手順にもあるように、フレームの太さ8.5ミリに対して用意したT型ホース継手の内径が広いので、絶縁テープを巻いてクリアランスを調整しました。
- エンドプラグを含んだ完成長さで測ってカットしてね!(パイプ本体の長さではないので注意⚠️)
- テントの個体差もあるので、実測推奨。
- アルミフレームの中に継ぎ手が埋まってる部分があるので、切る位置に注意。
- ショックコードは元のを再利用でOK。
- 切断面はヤスリでしっかり仕上げて、ケガ防止を忘れずに!
使ってみた
メインポールのしなり具合も強度も問題なし。リッジポールの強度も十分
私のコットにはループ(モールシステム)が付いてたので、ロープで4点固定して安定感アップ


ただし、レッグポールの差し込みがかなり固くなった(特に女性にはキツいかも)
一晩普通に使えました。問題なしです!
そして気になる結果は…
重さ:925g(-181g)
収納長:36cm(-14cm、約28%短縮)
うん、正直、軽量化のインパクトは控えめ…でも、収納性は大幅アップだし、何よりやってて楽しかったからOK!
まとめ



一番の発見は、T型ホース継手というDIYアイテム。
見た目も悪くないし、耐久性は今後に期待。軽くて役割はしっかり果たしてくれそうです。


たしかに、「そこまでやる?」って言われるかもだけど…
バックパックキャンプで、ちょっとでも軽く&小さくしたい派ならアリだと思います。
完全に自己満の世界かもしれないけど、それも含めてキャンプの楽しさだよね😊
ではまた|彡サッ
参考にさせてもらいました ありがとうございました
なお、T型ホース継手は使用せず、8mmのワッシャーをレッグポール中央に
細引で取り付け、よりコンパクトにまとめてみました
参考にしていただきありがとうございます♪
これからの季節、出番が多くなるので「よりコンパクトに」は魅力ですね♡