本格的にヤツの季節がやってきました。そう、噛まれてから後悔するブユ様。。。経験者ならお分かりいただけると思いますが、ただでさえ暑くて不快な夏キャンプを、さらに台無しにしてしまいかねない大敵です。以前にもハッカ油を使ったブユ(関東ではブヨ)除けスプレーの作り方をご紹介していますが、今回はさらにパワーアップ編。シーブリーズをハッカ油でブーストするブユ対策スプレーの作り方をご紹介します。
ブユに噛まれると痒くなるメカニズム
ブユに噛まれると痒くなるのは、ブユが血を吸うときに、唾液を人間の体に注入するからだそうです。
この唾液には血液が凝固するのを防ぐための物質が含まれていて、人間の免疫系に反応し、赤み、腫れ、そして痒みを引き起こします。
痒みは不快ですが、異物を排除しようと体がブユの唾液に反応しているからで、実際には体が自身を保護しようとしている証拠なんですね。
とはいえ、痒いを通り越して数日痛い時もあるので、噛まれないにこしたことはありません。
シーブリーズの主成分
シーブリーズは、その独特の香りからもわかるように、様々な精油から成る混合物です。その成分は、ハッカ油、ユーカリ油、チョウジ油、オイゲノールなど、多くの自然由来の成分を含んでいます。これらの精油は、ブユを遠ざける効果があるとされているので、シーブリーズだけでもブユ除けになりそうです。
ハッカ油とは
ハッカ油の主成分はテルペン類のメントールで、その強い清涼感から、多くの虫除け製品に使用されています。このメントールは、蚊を遠ざける効果があり、肌に直接ハッカ油を塗布した場合、84-100%の蚊を追い払う効果があるそうです。(海外サイト参照)
シーブリーズ×ハッカ油で最強ブユ除けスプレー
シーブリーズとハッカ油を組み合わせることで、ブユよけ効果が強化されるんじゃないかと。ただし、効果は持続しないため、ある程度時間限定であることも覚えておきましょう。
ブユ除けスプレーの作り方
作り方は簡単、1回のキャンプに必要な分量だけ100均等でも入手できるスプレーボトルにシーブリーズを入れ、ハッカ油を2〜3滴加えるだけ。
ハッカ油の効果を最大限に発揮させるため、使う前日に必要な分だけ小分けボトルに作るのがオススメ。そしてできるだけ毎回使い切ってしまいましょう。
注意点
先程も触れたように、シーブリーズとハッカ油をブユよけスプレーとして使用する場合、効果は一時的なため、必要に応じて繰り返しプレーすることが重要です。また、皮膚の弱い方はハッカ油の入れ過ぎには注意し、肌に不快感や刺激が生じた場合はすぐに使用をやめましょう。
まとめ
夏のブユ対策に、シーブリーズとハッカ油を組み合わせる自作虫除けスプレーの作り方をご紹介しました。ブユは蚊のように昼夜構わず活動するわけではなく、特に朝夕の日中に多く活動するらしいので、その時間帯は要注意です。これで、少しでも快適な夏キャンプを楽しんでください!
ではまた|彡サッ
磯釣りで使っています。良くわかりませんが、ブヨ?(ヌカカ?)のようなもので、刺されると痛がゆさが何日も続きます。その跡も残ります。これを首元、手など肌の出ている部分に吹きかけることで、大分改善されました。(目に入らぬ様に注意!)
コメントありがとうございます!磯釣りでも効果があったとのこと、とても参考になります。やはり、ブヨ(ヌカカ)に刺されると痛みと痒みが長引きますよね。首元や手にスプレーを吹きかける方法、確かに露出部分が狙われやすいので効果的だと思います。目に入らないように気を付ける点も重要ですね(笑)ぜひ引き続き安全に磯釣り楽しんでください!