2015年9月12日から1泊で、長野県塩尻市にある高ボッチ高原へ友人と2人でキャンプしてきました。同行した友人はもう長いことキャンプはしていないそうで、今回は純粋にキャンプを楽しみたいとのこと。とはいえ私が候補に上げた数カ所の内、管理されたキャンプ場ではく、トイレも水場もない野営となる高ボッチを選んだのには少々驚き。まあ、野営になるとは思ってなかったのか、私に任せれば安心と思ってくれたのか(;^_^A
今回私の目的は、開発中の試作品を使ったフィールドテストと、台風一過の快晴を期待しての星景撮影。張り切って3:00起床、4:30に友人をピックアップし、いざ長野へ。
途中、諏訪SAで朝食を取り、岡谷ICを降りて高ボッチスカイラインへ。今回で2度目(前回はこちら)だけど前回もスカイラインへの入り口で迷ったんだよね。
ラッキーなことにロケハン済みのポイントに先客は入っておらず、大パノラマを独り占め(いや二人占め)。
※ここに公開していない写真を、Flickrアルバムにもアップしましたので、よろしかったらご覧ください。
前回訪れた時には霧で覆われていた高ボッチですが、今回はよく晴れて、諏訪湖、富士山、北アルプス連峰、南アルプス連峰をぐるっと一望できる最高の日なのでした。
ベースキャンプ地にした展望台に隣接する牧場の牛さんと一緒に絶景を楽しみます。
給水ついでに高ボッチ山へ軽すぎるハイキング。青い空が近い!
高ボッチ山からは諏訪の街並みと諏訪湖が一望できます。諏訪湖の先には左に八ヶ岳連峰、中央に富士山、右に南アルプス連峰が望めるパノラマが広がります。
一旦戻って昼食に棒ラーメンで味玉チャーシューメンマ。(友人セレクト)
このポイントは展望台のため、南から上がって北へ流れ落ちる湿った風の通り道になっていて、今回は終始風に悩まされました。
夕暮れ時には小腹が空いたので定番のポップコーンを食べながら夜景撮影のセッティング。
陽が沈む頃には南アルプスを背景に日脚が美しく差し込み、松本市辺りでしょうか、反射した街が光って見えました。
完全に陽が落ちると遠くの方でパンパンという音が。諏訪湖を見下ろすとなんと花火が打ち上げられています。諏訪湖の花火大会は8月に終わったはずなのにこの時期に見る事が出来たのは本当にラッキーでした。ちょっと調べてみたけど、何のイベントだったのかは結局わからず。
だいぶ冷え込んできたので夕食のおでんで温まります。
残念ながら雲が多く、星空はあまり見る事が出来ませんでしたが、時折切れる雲間に覗く宇宙へレンズを向けては夢中でシャッターを切っていました。
翌朝起き出すと辺りは濃い霧に包まれ何も見えません。霧と強風の中、早々に朝食を食べて9:00には撤収。
午前中の空いている時間には都内へ入り無事に帰宅。
今回の反省点
- 風の通り道を避けて絶景ポイントを諦めるか、強風に耐えて景観を優先するかは事前によく考えること。
- テントの周りには足の踏み場がないほどヤスデが大量発生(゚д゚)!テントの中に入り込んできやしないかとヒヤヒヤ。地面からの虫対策を。
- とにかく終始風に悩まされ、特に火器類の扱いには苦労した。風対策は今後の大きな課題。
- ほとんど雲の通り道にいるような場所で、星空撮影ではレンズヒーターもほとんど効き目なくあっという間に結露してしまう状態。撮影ポイントと風向きにも要注意。
旅メモ
- 最高気温26.9℃/最低気温11.2℃
- 晴れ
- 時折強風
おまけ
夕方家へ帰っていくカラスの大群が偶然撮れていました。
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