山梨県北杜市に位置する「みずがき山自然公園キャンプ場」にソロでお邪魔して来ました。
予定では10月29-31日と連泊するつもりでしたが、連日怪しい天気にPGVを見ながら前半の天候は怪しいと判断し後半1泊に変更。それでも家を出た夜中3時頃もワイパーを必要とするくらいの小雨が降っていました。
紅葉狩りと獣狩り?
須玉ICで下りてしばらく山道を走り、みずがき湖のビジターセンター駐車場で明るくなるまでの小1時間仮眠。そういえば一昨年だったかな?地元でホタルが見られるポイントを教えていただいたのもこのビジターセンターでした。
ここからみずがき山自然公園へ行くには、車の走りやすい左回りと、渓谷沿いの険しい道を通る右回りの2つのルートがありますが、今回は本谷川渓谷の紅葉を見たかったので増富温泉経由の右回りのルートで行くことに。
予想通り本谷川渓谷沿いの紅葉はピークを迎え山間を黄金色に染めていました。たぶん次週辺りは落ち葉舞う美しい光景が見られるでしょう。
本谷川渓谷を過ぎてクリスタルラインに入ったあたりから靄がかかり始め、森の奥まで見渡すことはできませんでしたが、これはこれで幻想的な雰囲気なので僕は好きです。
突然目の前に鹿の家族と遭遇。この辺りは鹿が多いんですよね。写真を撮ろうと車を路肩に停めるとぴょんぴょんと飛び跳ねて森の中へ入っていってしまいました。野生の鹿の顔があまりにも可愛かったので、霧をバックに撮影したかったんですが、かわいそうなので深追いはせず。今思えばこの時の出会いが後の好機につながったような気もします。
みずがき山自然公園
みずがき山自然公園に8:00ごろ到着すると、登山客用の無料駐車場にはすでに6割ほど車が停まっていて、みなさん瑞牆山へ向かう準備の真っ最中。瑞牆山はフリークライミングで有名な山。ボルダリング用のマットを背負っている人がたくさんいます。
キャンプ場の受付は9時からなので、公園内を散策したり場内のチェック。
このみずがき山自然公園は、標高1500mと比較的高所にあり、瑞牆山への登山口になっています。
公園の歴史を調べると、
「みずがき山自然公園」は、平成13(2001)年5月20日に開催された「第52回全国植樹祭」の主会場跡地約1,1ヘクタールのエリアです。
このエリアはほとんどが秩父多摩甲斐国立公園の特別地域に位置し、カラマツを主体とした人工林が35%、シガ、シラカバ、ミズナラなどの天然林が65%を占めています。
動植物の種類も豊富な自然豊かな地域です。(北杜市のサイトより)
とあり、現在の管理運営は「増富特産品出荷組合」が委託されているそうです。
キャンプ場
無料駐車場の上には芝で綺麗に整地された公園が広がり、そこから瑞牆山が一望できます。
駐車場の向かい下側にあるキャンプサイトは舗装路を挟んで2つのエリアに分かれていて、全て予約不要のフリーサイトです。
管理棟のある南エリアには、水道とバーベキュー設備が一緒になった東屋があり、周囲は鹿除けの電気柵で囲われています。トイレは移動式簡易トイレが2台置いてありますが、営業時間内は管理棟のトイレを利用できます。
北エリアには水道とトイレなどの設備はなく、管理棟脇の電気柵の無い場所を行き来して南エリアの設備を使うことになるので管理棟のある南エリアのほうが人気です。原則、荷物の積み下ろし以外の車の乗り入れは禁止となっているようですが、この日は空いているのでオートキャンプOKということでした。ラッキー!
料金は1泊1人用テント1,000円、2~4人用2,000円、5人以上の大型テントは3,000円で、タープは1張り1,000円とリーズナブル。
管理棟の受付で小川張りの説明がうまくできなかったので、「タープの下にテント張るよ」って伝えたら1,000円でいいよって(^^)ま、半分あってるからイイよね(笑)何となく申し訳なかったので、売店で自家製干し芋と北杜市の蜂蜜をおみあげに購入させてもらいました。さすが「増富特産品出荷組合」が管理されているだけあって、お店には地場で取れた農産物の直売や珍しい特産品が並んでいます。
このキャンプ場を使わせてもらうのは今回で2回目。前回は南エリアだったので、今回は電気柵のない北エリアを使わせてもらうことに。サイト内には鹿の落し物がそこら中に散らばっていたので、利用される方は注意しましょう(てことは・・・^^;)
2エリアどちらもですが、ふもとっぱらキャンプ場と同じように木立が少ないので、日差しの強い日にはタープがあったほうがいいと思います。
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