ソロのときは投げ込んで温めるだけの簡単調理しかしないので、大きい鍋を持っていくことが少ないのですが、パスタとかラーメンとか作りたいときはやっぱり大きいほうが楽。てなわけで、最近気になっていたぺったんこに折り畳めるSEA TO SUMMIT(シートゥーサミット) X-ポットを買ったので簡単なレビューやってみます。
良くなった?
シートゥサミットのXシリーズはいくつか持っていますが、ボウルのタイプは使っているとちょっとした拍子に片側だけパタパタっと折りたたまれてしまい使いづらい印象がありました(初期型だったからかも)。
でも、このX-ポット、お店で試してみたところ簡単に折り畳まってしまうようなことはなさそうで、安心感があります。
ぺったんこ!!
最大の特徴は、“ぺったんこに折り畳める鍋”ってところ。今まで大きな鍋はユニフレームのステンレス製鍋にフッ素加工してもらった鍋を使っていましたが、これと比べても半分以下の高さで収納できちゃいます。
あたりまえだけど火にかけられる
シリコン素材なのに、なんとそのまま火にかけられちゃいます!その秘密は、火の当たる底面部分だけアルミ素材になっていて、側面がシリコン素材という構造にあります。ただし、底面より外側に炎が回ってしまうとシリコンが溶けてしまう可能性があるので、火力には注意が必要です。
何度か使ってみた感想ですが、炎が中心に集中するようなキャンプ用の小型バーナーであればそれほど炎に気を使わなくても大丈夫そうでした。
VIRGOヘキサゴンウッドストーブとアルコールストーブの組み合わせでも使ってみましたが、炎は側面まで回ってしまうものの、かろうじて大丈夫そうでした。ただ、水を入れると結構な重さになるので、VIRGOヘキサだけだと分解しそうで怖いですね。最低限T3と併用するか、デルタストーブを使ったほうがいいです。あ、当然、焚き火とかで使っちゃダメですよ。
お気に入りポイント
- フタが透明で中身が見える
- フタに水切り穴が付いている
- 収納時に折り畳むと取っ手がフタのストッパーになる
- プラスチックく臭くない
- とにかく小さくなる
- フタのつまみもシリコン製で折れ曲がってくれるのが良い
イマイチなところ
- 他のシートゥサミット製品にも言えることなんだけどカラバリがダサい(ブラックが欲しかった)
- 他の製品も折り畳んだまま入れ子にして収納できるよう考えてシリーズ展開して欲しい(同色カラーで)
まだ使用回数が少なく本領発揮できていないので、もう少し使い込んでみてからまたレポートしてみたいと思います。
ではまた|彡サッ
yachtyより! says
貴兄の記事を参考にさせていただきます。小生もバックパッキングで持って行くためにケトルとカップをスタッキングして使用中です。貴兄のポットは外側に折り畳まれていますが、小生のケトルは内側に折り畳めるので、微調整の効くバーナーであれば、そこまで気にせずに使えています。挽いた珈琲豆を沸いた湯の中にぶち込んで、柄を外したストレーナーで漉して美味しく頂いています(笑)ストレーナーもケトルの中のカップの中にスタッキングして持参していますよ(笑)時にケトルはラーメン鉢にも変貌します(爆笑)
marupeinet says
なるほど!ケトルはチェックしてませんでしたが、末広がりで炎の心配が少なく、口も大きいから鍋としても使えるんですね。イイかも。情報ありがとうございます!