日本ではまだあまり見かけないハイドレーションパックをアメリカから輸入してみました。HydraPak(ハイドラパック)というカルフォルニアのメーカーで、ハイドレーションシステムを中心に手がけるアメリカのブランドです。日本でも今年2020年から本格的に販売を開始した新参ブランドなんですが、日本のショップで購入すると割高なので、アメリカのAmazonで購入しました。
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このブランド、デザインがいちいちカッコよく、使い勝手や周辺システムもよく考えられています。
特徴は高耐久性と柔らかさを兼ね備えた軟質素材のTPU素材を使っているところ。プラティパスより柔軟性に優れるので、グニャグニっと小さくたたんで持ち運べます。
今回購入したのは、災害時にも使えそうな8LタイプのExpedition™ 8 L PORTABLE WATER CONTAINER(左)と、手持ちのプラティパスと同じ2Lの、Seeker™ 2 L ULTRA-LIGHT WATER STORAGE(右)の2種類。
Expedition™ 8 L
コンテナタイプの8Lと大容量。ファミリーならジャグとしても使えるし、ソロキャンなら使い切れないほどのサイズです。
専用のキャップシステム(Plug-N-Play™)とノズルが付属していて、キャップの回転ロックを回して落ち止めを兼ねたテンションバンドを外し、キャップ中央の穴にノズルをカチッと差し込むと、便利な蛇口が完成します。クッカーやカップに水を注ぎやすく、手洗いにも便利に使えます。このノズルはワンタッチで着脱可能で、外しても水が漏れ出すことはありません。
レバーを押せば水が出て、離すと止まる。また、引っ張り上げれば手を離しても水が出たままになるので、鍋に水を注ぐ時など使い勝手がいい。
ノズルを使わない時は取り外してホルダーに嵌めて収納できます。
クルクルっと丸めてキャップと繋がったテンションバンドを巻きつければコンパクトに持ち運ぶことができます。ナイスデザイン!
ただ、この蛇口、水を一杯に入れても排水にイマイチ勢いがなくチョロチョロ・・・、大きめの鍋に水を注ぎたい時はイライラするので、せっかちな人はキャップを外して注いでしまった方がいいかもしれません。あと、外から中が透けて見えないので、収納時に完全乾燥しているのか外から確認できません。
Seeker™ 2 L
プラティパスの2Lをこのシーカーに置き換えられないかを試したくて、こちらもポチりました。サイズはプラティパス2Lと同じ容量のはずなのですが、水を入れるとオーバル型に膨らむせいか小さく感じます。また、中が薄っすら透けて見えるので、視覚的に残量が見えて安心できます。
実はこのシーカーのキャップも別売りのPlug-N-Play™キャップキットを購入すれば、ノズルシステムを利用できるのですが、シーカー用のキャップキットは人気のようで、入手できませんでした。
小さいポーチが付属していて、小さく丸めて入れることができます。
3箇所にカラビナなどを取り付けられるベルト通しが付いていて、引っ掛けることができます。
まとめ
2種類どちらも共通して言えるのは、カッコいい!コンパクト!ってこと。でもいくつか気になる点もありました。
- TPU特有なのか、若干ビニール臭があります。使い込めば消えていくものかもしれないので様子見です。
- プラティパスも同じですが、使った後に内側の乾燥に時間がかかります。プラティパスよりはキャップ径が大きいので少しはましですが、1〜2日はキャップを外したまま放置して乾燥させなければなりません。
- 丈夫と言われてもなんか心配。カラビナなどを引っ掛けられる箇所がいくつかありますが、パンパンに水を入れると破れてしまわないか心配になります。
さて、ここまで長々と紹介してきたのになんですが(笑)、ソロキャンプで2Lを使うなら、HydraPakを買うより安くて同じくらい便利に使えちゃう方法を思いついちゃったので、次回はその方法を紹介してみたいと思います。この記事を見て焦って買われる前に、次回の投稿をお待ちください。
ではまた|彡サッ
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