今や最強のペグとも呼ばれ「ソリステ」の愛称で知られるようになった snowpeakのペグ「ソリッドステーク」
地面の状態や使用するタープに合わせて何種類かのペグを使い分けていますが、出番の多いのはやはりこのソリステ。小石に当ってもそのまま砕いて打ち込めるほどの強度を持ち、硬い地面のフィールドでもそれほど苦もなくペグダウンできる頼もしいペグですが、時には頑丈な石や岩にぶつかって曲がってしまうことがあります。
曲がってしまったソリステをそのままペグダウンしようとすると、真っ直ぐ刺さらずイライラしたり、あらぬ方向にズレてハンマーでが手に当たってしまうこともあるので危険です。なので、曲がったソリステは早めに矯正してあげましょう。
てことで今回は、最強ペグ、ソリステの marupei net 的メンテナンス方法をご紹介します。
曲がりを矯正する
スノーピークのホームページで紹介されているメンテナンス方法に、
曲がったら叩いて直す
強靭なペグでも曲がる場合があります。そのときは石の上などで叩いて直しましょう。
とあります。
でもこれ、個人的には危険だと思うんです。
実際にやったことのある方なら分かると思いますが、叩いた時にソリステから伝わってくるハンマーの衝撃ってすごいんですよ。もう、ビリビリッ!て、手が痺れちゃう。しかも、紹介されている画像は素手で、見るからに痛そうです。かと言ってえいやっ!と、素手で曲げられるわけでもないので、僕はホームセンターで見つけた「ロープ止め丸型 13×300」というロープアンカー(300円くらい)を使います。直径が13mmもあるのでこれ自体がペグとして優秀なんじゃないかと(笑)
これを使ってどうやって矯正するのかというと、丸く輪になった部分にソリステを通して、曲がった部分を曲げ返してやります。力は必要ですが、テコの原理をうまく使えば、ハンマーで適当に叩くより曲げ加減を調節できて、真っ直ぐに戻しやすいです。
わかりやすくYouTubeに動画をアップしたのでご覧ください。
もし先端が削れて丸まってきていたり、硬い岩に当たって先端が曲がっている時は、鉄ヤスリで尖らせています。頻繁に削ってしまうとペグがどんどん短くなってしまうので程々に(笑)それと、削れた部分は電着塗装が落ちてしまうので、しばらく使わない時は、屋外用塗料を塗っておくとサビ防止になると思います。
目印を付けておこう
撤収時によく見つけるのは、前の人が忘れていったペグ。今のところソリステの忘れ物を見つけたことはないけど、細いアルミペグとかはよく落ちてますね。確かに撤収時にペグダウンされたままペグ側の張り綱を先に外してしまうと、地面や草に隠れてどこにあるのか見つけられなくなることがあります。高価なソリステが1本なくなっただけで凹みますから、事前に目印になる紐やロープなどをソリステの穴に付けておきましょう。
以上、ソリステの曲がりを矯正するメンテナンス方法でした~。
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