ワンポールテントの真ん中のポールにテーブルを簡単に付けられちゃうKINOKO。最大の魅力は”取り付け部品の「KINOKO」だけを購入すればテーブル部分は自作できちゃう”ってところ。。。だったはずなんですが・・・、実際にご購入いただいているのはアクリルテーブルとセットの「KINOKO TABLE SET」ばかりなんです。DIYブームではあるけれど、やっぱり自分で作るってのは敷居が高いんでしょうかね(^^;)
ということで、今回はできるだけ簡単に、しかも TABLE SET を購入するよりお安く KINOKO 用のテーブルを自作する方法についてご紹介したいと思います。
ディー・アイ・ワイ言われても…
「テーブルをDIYできるよ!」って言われてもなんかたいへんそう・・・って思っちゃいますよね。でも、テーブルに使いたい素材の厚みが5~15mm以内で、中心に49~50mmの丸穴を空けることさえできれば、基本的にはなんにでも KINOKO が取り付けられちゃうんです。なので、テーブル素材に何を選ぶかはアイデア次第。身の回りの木製トレーなど、市販されている製品に穴を開けるだけで簡単に KINOKO 用のテーブルが自作できちゃうので、ぜひ自分だけのワンポール用テーブル作りに挑戦してみてください!!
市販品を探してみよう!
安全に使用できるテーブルの”最大直径はφ45cmの内接円に収まる大きさ”という条件があるので、まずは100円ショップや、インテリアショップ、ホームセンターなんかでこれに近い木製の物を探してみました。
最初に見つけたのは、IKEAの「SKALA スカーラ」というバーチ材のトレー。 直径が44cmなのでサイズはバッチリなんですが、いわゆる「おぼん」なので、持ち手用の穴の開いた縁が付いちゃってます。まあ、邪魔だったら下向きに付けちゃってもいいし、色もナチュラルだし、1,499円だし、、、と、お試しに買ってみました。でも、持ち帰ってよくよく考えたところ、やっぱこの持ち手ないわ・・・。ということで不採用。
次に見つけたのが、ニトリの「滑り止め加工 木製トレー」。こちらはSサイズ(幅270×奥行200mm 999円)、Mサイズ(幅360×奥行280mm 1,190円)、Lサイズ(幅460×奥行340mm 1,790円)の3サイズがあり、条件からするとMサイズならギリギリ範囲内なんですが、正直ちょっと小さい。まあ、自己責任ということで大きい方のLサイズを採用!(笑)
このトレーの良いところは、天然木の表面に特殊ウレタン塗装がしてあって、すべりにくく、ベタつかないところ。ちょっとだけ縁も付いているので使いやすそうです。
穴開け加工
テーブルのベース素材が決まってしまえば、あとは穴を開けるだけ。綺麗に穴を開けるために最低限の工具は必要です。私が使ったのは下の道具達。
- 鉛筆(中心マーク用)
- 定規
- 電動ドリル(ホールソーが付けられるタイプ)
- ドリルの刃(下穴用φ4mm)
- ホールソー(φ50mm)
- 紙ヤスリ(#60、#120、#240)
今回はホールソーを使った穴あけ方法をご紹介していますが、5~10mmくらいのドリルを使っていくつも穴を開け、ヤスリで真円に整える。なんてことができると思いますので、ホールソーがなくても大丈夫です。ポイントは、直径50mm以上になってしまわないよう少しずつ穴を広げていくのがコツです。私は以前テレビボードの配線通し用の穴開けに購入していたホールソーセットを持っていたのでそれを使いました。(同じ物ではないですがこんなようなやつです → Amazon)
作り方
1.定規を使ってトレー裏側の中心に鉛筆で十字のマークをつけます
2.十字マークの中心にφ4mmのドリルでホールソー用の下穴を開けます。
3.用意したホールソーには、φ49mmが無く、φ50mmの刃しかありませんでしたが、刃が嵌っている溝に若干のアソビがあったので、少しでも直径が小さくなるよう結束バンドをキツく止めました。φ51mmくらいまでなら大きめに穴が開いちゃっても、穴の内側に木口テープなんかを貼り付けて直径が小さくなるよう調整すれば、手間にはなりますが問題なくKINOKOを固定することができます。
4.下穴をガイドにしてホールソーでφ50mmの穴を開けます。
5.サンドペーパーでくり抜いた穴の縁に残ったささくれを滑らかにしたら完成です。
KINOKOを取り付けてみます。いい感じです♪
上の画像ではポールを通していませんが、キャンプ場に行ってから「あれ?付かないーーー!!!」ってことにならないよう、必ず取り付け相手のポールを使って、緩み無くしっかりと固定できるかを確認してくださいね(^^)
加工手順は3つ前のブログ記事「KINOKO TABLE の作り方<穴あけ編>」で紹介した下の動画と同じなので参考にしてみてください。
実際にキャンプで使ってみた
早速先日のキャンプで実戦導入してみました!!
この高さに小物置きがあるのはとっても便利♪ 立ったままのカメラレンズ交換なんかもすごく楽ですし、滑り止めも効いていて安心感があります。ただ、砂埃が付くと滑り止めのせいで叩いても落としにくくなるのがちょっとだけ気になりました。まあ、拭き取ればいいんですけど( ̄▽ ̄;)ハハ……
サイズオーバーかな、と思ったけど、実際に使ってみるとしっかりとしていて、2リットルのプラティパスと1リットルのナルゲンボトルを置いてもビクともしませんでした。うん、Lサイズで良かったかも。今の所、下段には傷を気にせず気軽に物を置ける木製テーブル、天井付近には KINOKO TABLE SET のアクリルテーブルにLUMENA2を置いてランタン代わりにする。という使い方が自分的にはベストな感じがしています。
次は、合板を使ったKINOKO DIYテーブルに挑戦してみようかな。
さて、ここまでご紹介してきました KINOKO テーブルのDIY。作ってみたくなりました?(笑)
おかげさまで発売より多くの方に KINOKO TABLE SET をご購入いただき、予想より早く第2ロットも完売しております。
冒頭でも触れましたが、この KINOKO 最大の魅力は”テーブル部分を自作できちゃう”ってところ。この自由さや、ワンポールテントにちょい置き台があることの便利さをぜひ多くのキャンプユーザーに知ってほしい!そしてたくさんの人に使ってほしいんです!!
そうそう、このところ毎日のように入荷のお問い合わせを頂いているのですが、marupeinet は少人数で運営しているため入荷のご予約、また個別に入荷のお知らせを差し上げることができません。そこで、BASEのスマホアプリをご活用頂く方法をみなさんにご案内しています。BASEのスマホアプリからショップのフォローとお気に入り登録しておくと、入荷のお知らせを通知で受けることができるので便利です。詳しい使い方は、過去のブログ記事「BASEショッピングアプリの使い方」でご案内していますので、ぜひご活用ください。
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