「構成編」「マウント編」の次はいよいよダイニングテーブルの下にハードディスクケースを取り付ける「設置編」です。初めは今までと同様にマジックテープで固定しようと試してみたのですが、一晩であっけなく落下。幸いディスクに損傷はありませんでしたが、サイドパネルの一部が落下の衝撃でへこんでしまいました(涙)この重量物を貼り付けるためには吊り下げるしかない。と、早速ホームセンターで吊り下げに使えそうな金具を一式購入。
まず、ケースの寸法より若干大きめになるよう金具を曲げて吊り下げられるようにし、下部の接地面が大きく安定するよう幅広の金具をもう一枚取り付け。さらにケースの外観面に傷が付かないよう、発泡ウレタンのシートを吊り下げ金具の内側両サイドと、幅広金具の上面に貼り付けて金具の完成。
これをダイニングテーブルの下にトラス頭のタッピンネジで固定します。ここでも放熱を考慮して、前回の取り付けで使ったアルミ板はそのまま残すことにしました。あとはACアダプターと余分なコードをまとめて固定すれば完成です。前回のエントリでお伝えしたように、ケースの電源をオフにすると、もう一度バラして組み立て直さなければいけなくなるので、ここまでの作業中も電源が入りっぱなしの状態で行いました。ケースは釣り金具の上に乗っているだけなので、いつでも引き出してメンテナンスが可能です。
さて、これで今回もテーブルの下を覗き込まなければハードディスクの存在に誰も気付かないであろうバックアップシステムが完成しました。夏場の暑い時期は分かりませんが、冷却ファンも静音で動作音はほとんど気になりません。ただ、スリープからの復帰に時間がかかり、MacBook Proを開いてからマウントされるまでの15秒ほどはカーソルが表示されず、何も操作ができない状態になります。まあ、この問題も含めてしばらく様子を見ながら使ってみることにします。容量が少なくなってきたら2TBを3TBに載せ替えよう。と、ひとまず完成ということで。