HDD増設計画(設置編)

構成編」「マウント編」の次はいよいよダイニングテーブルの下にハードディスクケースを取り付ける「設置編」です。初めは今までと同様にマジックテープで固定しようと試してみたのですが、一晩であっけなく落下。幸いディスクに損傷はありませんでしたが、サイドパネルの一部が落下の衝撃でへこんでしまいました(涙)この重量物を貼り付けるためには吊り下げるしかない。と、早速ホームセンターで吊り下げに使えそうな金具を一式購入。

マウント

まず、ケースの寸法より若干大きめになるよう金具を曲げて吊り下げられるようにし、下部の接地面が大きく安定するよう幅広の金具をもう一枚取り付け。さらにケースの外観面に傷が付かないよう、発泡ウレタンのシートを吊り下げ金具の内側両サイドと、幅広金具の上面に貼り付けて金具の完成。

マウント

これをダイニングテーブルの下にトラス頭のタッピンネジで固定します。ここでも放熱を考慮して、前回の取り付けで使ったアルミ板はそのまま残すことにしました。あとはACアダプターと余分なコードをまとめて固定すれば完成です。前回のエントリでお伝えしたように、ケースの電源をオフにすると、もう一度バラして組み立て直さなければいけなくなるので、ここまでの作業中も電源が入りっぱなしの状態で行いました。ケースは釣り金具の上に乗っているだけなので、いつでも引き出してメンテナンスが可能です。

HDD Case

さて、これで今回もテーブルの下を覗き込まなければハードディスクの存在に誰も気付かないであろうバックアップシステムが完成しました。夏場の暑い時期は分かりませんが、冷却ファンも静音で動作音はほとんど気になりません。ただ、スリープからの復帰に時間がかかり、MacBook Proを開いてからマウントされるまでの15秒ほどはカーソルが表示されず、何も操作ができない状態になります。まあ、この問題も含めてしばらく様子を見ながら使ってみることにします。容量が少なくなってきたら2TBを3TBに載せ替えよう。と、ひとまず完成ということで。

HDD増設計画(マウント編)

今回は前回の構成編に引き続き、ハードディスク増設に際してのマウント編。

主題はアクセスランプがずらりと並んだ、いかにも機械的なこの箱をどうやって隠すか。今まではマジックテープを使ってむき出しのハードディスクをダイニングテーブルの下に貼り付けていた。(参照)できればこれと同じ位置に設置したい。ということで場所は決定。

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HDD増設計画(構成編)

いよいよMacBook Proの内蔵ハードディスク空き容量が少なくなってきたので、外付けを増設することにした。とは言え以前紹介したように我が家の外付けHDDはダイニングテーブルの下に張り付いているあれである。当然今回の増設に際しても隠すことを前提に構成を考えてみた。

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MacBook Pro 内蔵HDD換装

Canon EOS 5D MarkIIを使い始めてからというもの、高解像度と引き替えにデータサイズが巨大化。気づくとCFがFullに!なんてこともしばしば。そうして日々増え続けるデータのおかげで当然MacBookProのHDDは溺死寸前状態に。んなわけで標準250GBの内蔵HDDを倍の500GBに換装することにしました。

今回手に入れたのは、低発熱、低騒音というレビューに惹かれWESTERN DIGITAL 2.5インチ SATA 500GB をチョイス。そう、相変わらず熱には敏感な私なのです(笑)

それにしても安くなりました。Macintosh IIcx時代に購入した(1992年くらいだと思う)120MB(メガバイト!)の外付けHDDドライブが3万円もしたことを考えると、500GB(ギガバイト!)で1万円以下とういのは驚き。3.5インチだと1TB(テラバイト)でも1万円以下なんて!

今使っているMacBookProは、珍しく出荷状態のまま使い続けてきたおかげで、必要のないデモアプリや言語設定、プリンタドライバ、バンドルソフトなど全部入りマシンとなっています。そこで引っ越しは、移行アシスタントやTime Machineのバックアップを使わず、クリーンインストールすることにしました。

と、ここで問題発生。今のデータを移すのに裸のHDDをどうやってマウントしよう… 確か2.5インチ用のケースがあった気が、、、と探してみると、案の定 IDE用(泣)SCSIからIDE、そしてSerial ATAかと思いきや、次はSSDが主流になるのも時間の問題のようで、もうついていけません。

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<左 IDE 、 右 SATA>

使わなくなったIDE(ATA)規格のHDDも簡単にリユースできないものだろうかと探ってみると、変換アダプターなるモノを発見。この変換アダプタなら、新旧両方のインターフェースに対応できるし、取り出したドライブを再利用するのに便利でしょう。また、ケースを必要としないので簡単に差し替えて使える。なによりお手頃価格なのがイイ。

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グリーンハウス SATA/IDE-USB2.0変換アダプタ 2.5インチHD対応 GH-USHD-IDESA

さて、移植手術の前に、変換アダプタを使ってHDDをUSB接続、起動ディスクにするためGUIDパーティション方式でフォーマット。次にMacBookPro付属のインストールディスクから、Mac OS X v10.5.2 Leopardをインストール。

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と、またまた問題発生。インストール終了後に、ソフトウェアアップデート経由で 10.5.7にアップデートしたら、再起動後にアップルマークのままフリーズ。どうやらソフトウェアアップデート経由でアップデートすると不具合が発生することがあるようで、結局再インストール後、事前にダウンロードしておいた10.5.7総合アップデートからアップデート。それでも再起動でフリーズしましたが、強制終了(パワーボタン長押し)後に再起動で無事起動。いやー、毎度すんなりはいかんもんです(汗)

環境設定やデータを全て移行してから、いよいよ移植手術。今まで使ってきた歴代Macは全てバラしてきているので、無問題かと思いきや、前側のネジを外し忘れて留め金2箇所のスポット溶接を引っぺがして破壊(泣)ちょっと苦労しそうだけど、まあ、どうにかなるでしょう・・・と、後日補修するとして手術続行。

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合間にワークスのミーティングや、まる平が楽しみにしていた“どろんこ運動会”に行ったり、地元の少年野球チームを見学しに行ったりと、イベント盛りだくさんで移行作業から換装完了までに2日もかかってしまいました。しかしクリーンインストールのおかげで今までのモッサリ感もスッキリ解消。留め金破損による手前ラッチ部分のわずかな浮き上がりと、液晶パネルを閉じた時の閉まりの悪さを気にしなければ快適快調!

で、・・・ どなたか MacBook Pro (Early 2008)17インチ : 2.5GHz(MB166J/A) のキーボードパネルが転がってるなんて救世主いませんよね?

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実は2.5インチ500GBと同時に3.5インチ1TBのHDD(バルク)も買ってあるんですが、こいつはちょっと変わった設置方法と使い道を検討しています。その話はまた近いうちに。