Godox Wireless Power Control Flash VING V850 SET

高速チャージの Gotox V850 でストロボシステムをリニューアル

最近は小物撮影ならクリップオンストロボだけで済ませてしまうことも多い。いっそ全部クリップオンにしてしまおうか・・・ なんてのがきっかけで、昨年末からチラホラと評判を聞いていた Godox V850 とオプションを一式輸入してみた。

Godox Wireless Power Control Flash Receiver FT-16S for Godox VING V850

Godox(ゴドックス) はプロ向けに激安のストロボを販売している中国のメーカー。

この中国産のストロボ、某メーカー正規品と何が違うのかというと、TTLやE-TTLと呼ばれる被写体や環境に合わせ自動的に光量を調節発光してくれるオート機能が省かれているところ。つまり明るさは自分で調節するというマニュアルなストロボなのです。環境光が極端に変化しない室内やスタジオ撮影などでは、このマニュアルストロボが重宝します。逆に、屋外でのスナップやポートレートには不向きなので、一般人には無縁のストロボとも言えます。

Godox V850」 の特徴は、乾電池の代わりに充電可能なリチウムイオンバッテリーを使っていること。このバッテリー容量はなんと単三エネループ12本分!これにより外部電源パックなしに GN58のフル発光で1.5秒、1/2で0.5秒、1/4以下ではチャージ完了のビープ音が鳴らないほどの高速チャージで連写を実現します。但し、連続発光にはOver-Temperature Protection(オーバーヒート保護機能)が働くので回数に制限があります。この点についてはまた別のエントリで詳しく。

動物撮影では、チャージが間に合わずシャッターチャンスを逃がすなんてことが多いので、ペット撮影においてはストレスフリーになるでしょう。さらにこのV850、カメラとストロボを切り離して使える専用のラジオスレーブユニットがオプションで用意されています。この小型ラジオスレーブ受信機と、専用送信機となるコントラーを組み合わせることで、最大16台のV850を個別にコントロールすることができます。そして、ハイスピードシンクロ用送信機にも対応しており、オプションの「Cells II」と組み合わせることで、1/8000秒の高速シャッター撮影が可能(Canonカメラのみ対応)になります。(関連記事:Godox Cells II を使ったハイスピードシンクロで MILK CROWN を撮ってみた

今回購入したのは以下の製品

  • Godox VING V850 x2x2
  • Godox FT-16S Receiver x2
  • Godox FT-16S Trigger x1
  • Godox Cells II Trigger x1
  • Godox VB-18 Rechargeable Lithium-ion Battery x2

合計US$390(送料別)と激安です。少しずつテストして、出力の弱いモノブロックと入れ替えるつもり。もう少し安くなったらさらにもう1〜2セット欲しいな。 使い勝手や問題点などはまた別のエントリで。

  

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