前回、前々回とお届けした花火の撮り方をご覧になって、花火が撮ってみたくなったという人も中にはいるかもしれません。でも、そう都合良くご近所で花火大会があるわけじゃないですよね(笑)そこで、身近な線香花火を使って面白い写真は撮れないかやってみました。
用意したのはこんなセット(右写真参照)あ、くれぐれも部屋の中で点火しないでくださいね(汗)この写真は外へ出る前に部屋の中でシミュレーションした時の写真ですから・・・。背景に黒い紙を入れると光の筋がよく見えます。 できれば線香花火は固定した方がいいので、周りのものを上手く使って工夫してみてください。ポイントは線香花火を斜め45度になるよう固定すること。これで点火時間がちょっとだけ長持ちします。
以下、撮れた写真と撮り方を簡単に。
■カメラの設定
絞り値をF4前後から始め、明る過ぎたら絞って、暗過ぎたら開いて調整します。明るいレンズの開放付近で撮れば奥行きがあって面白い写真になるかも。それ以外は基本編と同じです。
■撮影方法
- 三脚にカメラがしっかり固定されていることを確認します。意図がなければカメラは横構図のほうが操作しやすいです。
- レリーズをカメラに取り付け、ボタンを押している間、ちゃんとシャッターが切れることを確認します。
- 線香花火のいちばん太い部分が画面中央になるよう三脚に固定したカメラの向きを調整します。
- 懐中電灯で照らしながら線香花火にオートフォーカスします。
- ピントが合ったらオートフォーカスをオフにし、不用意に動かないよう注意しながらピントリングをテープで固定します。
- 線香花火に火を点け、レリーズボタンを1〜3秒押してから離します。ボタンを押す間隔を変えると火花の写り方が変わってくるので色々と試してみてください。
今回私はマクロレンズで寄って撮ってみました。※寄りすぎてカメラやレンズを焦がさないように注意しましょうね。
台風が近づいていることもあって風が強く4本分しか撮れませんでしたが、まあ面白いっちゃぁ面白いかな・・・。わりと手軽にできるので、純粋に花火を楽しみながらトライしてみるのもいいかもしれません。但し、独り夜中の公園でやってると危ない人になっちゃうので、ご家族かお友達と一緒にやりましょう(笑)
そうそう、ぜんぜん話し違いますが、ブログのヘッダー部分にスライダー仕込んでみました。ギャラリーも準備中ですが、良さ気なギャラリープラグインはみんな有料なのでちょっと悩み中。仕事でギャラリー使うことってほとんど無いからなぁ。。。