憧れのトキスター

先日のエントリでも紹介したRF-602から始まり、年末になって色々と撮影機材を揃えています。

今回は、普通の人には馴染みのないであろうプロ用の大型ストロボ、 TOKISTAR(トキスター) e-Light m300 (以下m300)という製品を1灯、同社製ソフトボックスとスタンドのセットで購入しました。 というお話。興味の無い人には全く面白くない話なのでスルーしてくださいね。念願の機材が手に入ったので、ただただ嬉しだけなのです(笑)

以前からスタジオ撮影用に同種のモノブロックタイプ(電源内蔵型)のストロボは2灯持っていますが、中国製の安物で造りが貧弱、スイッチが動かなくなったり、スタンド差し込み部のプラスチックが割れてしまったりと問題多発で、まったく信用できませんでした。絞 りを開放気味で撮影することの多い自分としては、最大出力150w/s 調光範囲Full〜1/16(9.4w/s)では明る過ぎ。さらにFull発光で150w/sというのも頼りない。 何より一番困るのは充電に時間がかかること。 1/16(0.5秒)〜Full(4秒)と、シャッターを切ってから次にシャッターが切れるまで、最大4秒待たなければなりません。これで何度シャッター チャンスを逃したことか(泣)そんなフラストレーションもあって、今回まともなストロボを購入することにしました。

いやー、やはり本物は安心感が違います。 最大出力300w/s 調光範囲Full〜1/64(4.7w/s)これで絞りを開けてもNDフィルターをかませる必要は無くなりました。充電時間も 1/64(0.2秒)〜Full(2.5秒)と、中国製の約半分です。

基本的にマニュアルを読まない人なので、モデリングランプスイッチの位置を探してしまいました。m300 は本体の下に付いてるんですね(汗)今更明るさを2段階調節できることに感動したりしてf^_^)

シンクロコネクタからぶ〜らぶ〜らしてるRF-602受信機をどうにか工夫して固定したいなぁ〜。と考えていたら、グッドアイデアが! この話はまた近いうちに。。。

中国製も含めれば、ようやくこれでライティングの基本となる3灯体制になったことになり、自分の表現方法が増やせればいいなと思っています。

m300 は調光範囲の幅がありながらも色温度の変化が少かったり、汎用のLANケーブルを使ってリモコン操作できたりと、同種のストロボには無い特徴があり、プロ の現場でも好んで使われている方が多いようです。 素人の分際でと言われそうですが、トキスター気に入りました。いずれもう2灯も下位モでルの e-light m200IIと入れ替えたいなぁ〜

ラジオスレーブで快適環境に

今年の夏、自分の不注意でストロボのシンクロコードに足を引っかけ、ジャック部分を曲げてしまいました。早く買わなきゃと思いつつも、強引に元に戻して使い続けていましたがそろそろ限界。本体のモノブロックからして中国製の激安物なので、シンクロコードが先か本体が先か、みたいな感じでしたが、年明けまで資金繰りができそうもないので渋々コードの方を(笑)

どうせ買うならワイヤレスにしてしまうか!と、2年前より目を付けていたMicroSyncのラジオスレーブを検討。が、円高とはいえUSアマゾンで$99.95と微妙な価格。後から受信機を追加するにしても個人輸入は面倒だし・・・

素直に日本で買える物はないのかと検索してみると、最近はたくさんあるんですね。その中でもRF-602という、これまた中国産のラジオスレーブが人気のようです。ということでポチッとオーダー。早々3日後に届きました。

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カメラバッグを真剣に探してみた

TIMBUK2 D-Luxメッセンジャー

今までいくつものカメラバックを使ってみたけど、小さすぎたり、逆に大きすぎたり、使いづらかったり、格好悪かったりと、結局どれも気に入った物が見つかっていませんでした。

ここ最近使っていたのは Lowepro の ロープロ カメラバッグ オフロード ブラック というバッグ。ウエストバッグになるからいいかなーと思って買ったけど、見た目と違って容積は小さく、バッテリーグリップ付きボディ1台とストロボ、細身のレンズ2本入れたら一杯。 と、以外と出番が少なかったんです。
そして時代と共にノートパソコンを持ち歩くことも多くなり、できればカメラ一式とMacBook Proが一緒に入るバッグが欲しい!そんなこんなで自分にあったカメラバッグをず〜と探していたんですが、ようやく永く使えそうなバッグを見つけました。

探した条件は以下の通り。

  • バッテリーグリップ付きボディーとレンズ2本、MacBook Pro 13インチとACアダプターが入ること
  • カメラバッグに見えないこと
  • 格好いいこと
  • カメラバッグ以外でも使えること

で、見つけたのが、サンフランシスコ発のメッセンジャーバッグTIMBUK2
メッセンジャーバッグというとカメラバッグと関係ないじゃんと思われるかもしれませんが、この会社、通常のメッセンジャーバッグにカメラ用のインナーケースをセットして、カメラバッグとしても販売されているんです。
これを見つけた時点でほぼ決まり。上の条件を全て満たしています。

ボクがチョイスしたのは新作のD-Luxメッセンジャー/ボンテージ。でも、カメラインナーの付いていない通常のメッセンジャーバッグを選択しました。

TIMBUK2 D-Luxメッセンジャー

サイズとカラーでかなり悩みましたが、思い切って大きい方のMサイズ、カラーはポトレロ/ライムエイド バインディングを購入。
同価格でレースストライプのデザインもありますが、好み的には落ち着いた感じの方がいいかなと。

このバッグの仕様については下のお兄さんが説明してくれます。

イ ンナー付きを選ばなかった理由は、ちょっと予算オーバーになってしまうのと、カメラに直接触れる部分では、バッグ専門メーカーよりカメラ業界サードパー ティーの方が経験豊富だろうし研究されているはず。それにインナーだけでも各社から色々なタイプや大きさが出ていることを知っていたから。
で、選んだインナーはエツミ クッションボックス フレキシブルL(実売1,400円程度) このインナーの優れた点は、その名の通り奥行きを2段階に調節できること。

エツミ クッションボックス フレキシブルL

エツミ クッションボックス フレキシブルL

そしてインナーに付いているマジックテープを剥がすと、マチ幅がD100mmからD170mmまで広がり、バッテリーグリップ付きボディ2台とレンズ4本 が入るようになります。D-Luxメッセンジャーの底部にはバッグ自体のマチ幅を調節できるコンプレッションストラップが付いているので、インナーサイズ が大きくなっても問題なく収納できます。
そして何よりもインナーを外せば普通のバッグとして使える。というか、一見カメラバッグだとは誰も思わないでしょう。

TIMBUK2 D-Luxメッセンジャー

ラップトップ用の赤いスリーブの内側には半球状の突起がたくさん出ていて、ノート型PCを衝撃から守ってくれます。Mサイズのこのバッグでは、少しムリが あるものの MacBook Pro 17インチもなんとか入ります。が、実用では15インチまでが問題ないサイズでしょう。気になる点は、一般的なノート型PC用ケースから比べると薄っぺら な素材で少々不安を感じました。

TIMBUK2 D-Luxメッセンジャー

女性が背負うとちょっと大きいかも。でも、それもカッコイイかな。

気に入った点

  • 背中へのフィット感がまるでバックパックを背負っているよう
  • 肩掛けを簡単に長さ調整可能なトゥルーフィットカムバックル
  • バックルを外すだけで長さ調節を変えることなく楽に下ろせる
  • 防水性TPUライナーで多少の雨でも安心
  • 豊富なカスタムオプション
  • カメラ用インナーを外せば普通のバッグとして使える

不満な点

仕様的に気になる所はPCスリーブの厚さ以外に今のところありませんが、本国のオフィシャルサイトではBTOが用意されています。このサービスがインターテック経由で日本でも受けられるといいんですけど。
このBTOサービスでは、生地の色や素材、バイアステープの色、ロゴマーク刺繍の色、内張の色、コンプレッションストラップのありなしまで指定して、自分だけのオリジナルバッグが作れるんです。

TIMBUK2_BTO

Canonぽく、↑こんなのを作って個人輸入しようかとも考えたけど、いくら円高とはいえ日本への送料だけで$50とは、ちょっとね・・・

さてさて、久しぶりに長いエントリになってしまいましたが、これを背負って山の中を2時間ほど歩き回ってみた結果、どこか痛くなるわけでも疲れるわけでもなく、今のところ大満足なのでした。
カメラバッグっぽくないカメラバッグをお探しの方は、候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。