<日陰探しと設営編>
この日の水明荘キャンプ場予約は、僕ともう1組だけとのこと。結局後から飛び込みらしいソロの方が1人増えて計3組の貸し切り状態でした。
※四尾連湖 水明荘キャンプ場は、事前予約が必要です。(予約無しで突然行かれても臨時休業されていることもあるそうなのでご注意ください)
キャンプサイト
水明荘キャンプ場のサイトは大きく分けると7サイト。湖を右回りに手前から、林間のグリーンサイト、ロッジと炊事場のあるAサイト、芝生の広いスペースが使えるB、Cサイト、トイレ前のDサイト、小川をまたいだ1番奥に位置するEサイト、その山側の斜面には林間サイトが点在しています。こじんまりしたキャンプ場ながら意外と区画数は多く、それぞれ違った雰囲気が楽しめる素敵なキャンプ場です。
テントサイトから湖畔見下ろし空には星空という写真を撮りたかったので、梅雨明け間もない炎天下でしたが、湖畔に近い浜辺のあるEサイトに設営。
はじめは湖畔にほど近い木陰に設営しましたが、日が昇るにつれ陰が無くなってしまったので、急遽奥の1段上の棚に移動。(荷物が少ないと移動も楽ですね)
こちらはEサイトの中でも、一日中木陰で過ごせる場所でした。とはいえ昼時はめちゃくちゃ暑いので、夕方まではエリクサーのフライはかけずに本体とギアシェッドだけで過ごすことに。
ソロの時は特にクローズできるギアシェッド(前室)があると、荷物を隠せて便利です。雨さえ降らなければこのスタイルがカッコいいし。ちなみに本体もそらのしたさんのドロップルーフで撥水加工してあるので、夜露程度ならメッシュむき出しでもへっちゃらです。
タープも初めはモノポール仕様でしたが、風が抜けないので途中から前後2本ポールに変更。
そんな時も、デルタフックで簡単に変形できるシステムはすごく楽です。前側はコンパクトポール200cm、後ろ側は150cmを使っています。やはりタープがあると落ち着きますね。このネイチャーハイクのタープは、昨年2月ごろにフォロワーさんに教えてもらって購入した中華メーカー製のものですが、エリクサーのフライとカラーリングが近いのと、リーズナブルな割にしっかりしていて、張り方のバリエーションもあるのでお気に入りのタープです。
静寂と喧(犬)騒と
設営も終わって昼寝でもしようかとまったりしていると、湖から犬の鳴き声が・・・。
はじめは大型犬1頭だったのが後から小型犬数頭も加わり大合唱。カヤックやSUPをしに来た奥様方が連れたワンコ達です。
本栖湖のように開けた湖なら気になりませんが、回りを山に囲まれている静かな湖だけあって木霊した鳴き声は盛大なやまびこ状態でもう煩いのなんの。
これが午後になっても延々と続きました。
僕も犬を飼っている身なので気持ちはわかりますし、水に入ってワンコが興奮するのもよくわかります。どちらの視点で見るかは難しいところですが、美しく静かな湖を前に自然を満喫したいキャンパーにとっては、正直たまったものではありません。
ネットを見ると、ワンコ連れでカヌーを楽しみに来られる湖としても有名なようでしたので、キャンプ目的でここを訪れる方は、そういうこともあると、多少の覚悟はしておいた方がいいかもしれません。
逆に、林間ではないサイトを利用する場合は、キャンパー側の音も同じように響くでしょう。ファミリーや団体で利用する場合は、林間サイトを選ばれたほうが他の方に迷惑をかけずに済むと思いました。この素晴らしい自然を共有し、気持ちよく過ごすためには、お互い様の精神や思いやりが必要です。
昼寝はお預け
ランチはリガトーニとMCCのレトルトカルボナーラ。ルーが1パックじゃ足らないかもと思って2つ使ったら案の定多すぎでした(笑)
元々少食なのでそんなに食べられるわけじゃないんですが、外へ出ると沢山食べられるんじゃないかと錯覚してしまうんですね(ボケ老人のよう)毎度食料が残って持って帰る羽目になります。
夜の星空撮影も考えて、少しでも仮眠したかったのですが、湖では相変わらずワンワン!キャンキャン!と騒ぎまくっているので断念し、山側の林間サイトを散策。
林間から見下ろす湖もなかなか綺麗でした。
ここからあっという間に時間は過ぎて陽も傾きかけると、静かになった湖はヒグラシとカラスと風に揺れる木の葉の音に包まれ、ようやく独りの時間です。
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